83 桃太郎=百太郎のモデルは高市皇子=ヤマトタケル

2024年04月22日 09:51

桃太郎が退治した鬼は天武天皇だった

 百太郎(ももたろう)は、百済の若武者。百済系の天智の息子高市もまた百済系の若武者である。高市は鬼将軍と言われた天武天皇征伐に成功。きび団子のきびは吉備。天武皇后持統は吉備と関わりの深い女性だった。高市の反天武クーデターを持統は黙認した。おばあさんは地頭のことであろう。団子は「ダンシャ(単子)」で、「贈り物の品目とその数量を書き表したリスト」きび団子とは吉備勢力から提供された軍資金か、もしは約束された官職か。
 高市の懐刀であった柿本人麻呂は「猿」と呼ばれた。スピーチライター、スポークスマンの役職「サレェ(アレェ)」を猿と表記したもの。雉の語源はギチで「尾の長い鳥」の意。 人麻呂は万葉集11-2802で大伴安麻呂に支援を呼びかけている。また「友」、「山鳥尾之永」などの文字を歌にはめ込んで、大友卿と尾の長い鳥との関連性を仄めかしている。犬の語源「インヌ」は「立て続けに産む」の意の卑語。後代、皇后を立て続けに出し、天皇を立て続けに産んだ藤原氏。その祖藤原鎌足は天武の忠臣であった。単なる昔話ではない深い意味が桃太郎には込められていた。
 高市皇子は、天智の息子に生まれながら、父に疎まれ、父の宿敵である天武の養子になる。しかしついには天武にも疎まれ、天武を暗殺した。高市は、プライドが高く、勇猛果敢。しかし地方豪族の娘が母であるという卑母コンプレックスにも悩まされながら、持統を巧みに操り、ついに天皇の座についた。古事記における武内宿禰、そしてヤマトタケル、日本書紀における高市皇子は昔話『桃太郎』のモデルであり、唐帝国に利用された唐小僧でもあった。そして最後には耐えに耐えた持統によって自身も暗殺される憂き目を見た。

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