80 十年に一度の寒波

2023年01月25日 12:37

住宅の条件

 「今年1番の寒波が来る、10年に一度の大寒波である」と騒がれていた寒波がついにやってきました。そして今日は全国的に真冬日です。昨日は九州の福岡なども積雪吹雪。京都駅構内にも雪が吹き込み、電車の中に何時間も閉じ込められたとか、立ち往生した車が50台以上乗り捨てられているとかの色々なニュースが飛び込んできています🥶
 最低気温がマイナス10度以下などという寒さは東北、北海道では珍しくありません。でも今回の寒波は日本をすっぽりと蓋い、普段から冬の備えを持たない地方を雪と寒さが襲ったのですから、パニックです。そんな中、寒さによる死者の数は北海道が1番少ないというニュースに目が止まりました。なぜ⁉️それは北海道の住宅が、寒さに強い高気密高断熱の住宅だから、という理由です。鴨長明の昔から日本の住宅は夏を旨とすべしと言われてきました。蒸し暑い日本の夏を心地よく過ごすことができれば日本の住宅は良いのだというわけです。しかし、今は夏の熱中症の死者はたかだか1000人ぐらいなのに、冬の寒さに起因する死者数はなんと20万人にものぼるのだそうです。
 日本の住宅もずいぶんと進化して、もはや断熱住宅は当たり前となりました。寒さ暑さは窓から入ってくるというわけで、この頃は大きな窓がほとんどなく細長いはめこみ窓らしいものが何箇所かあるだけ、という変わった造りの家も見かけます。2023年1月、電気料金が大幅に値上がりし国民の苦しい家計にさらなる寒気が流れ込んでいます。テレビには、新名神高速道路の四日市ジャンクション付近で13時間続く雪による車両立ち往生のニュースが流れていますが、国民の家計もこのままでは立ち往生💦
 近畿地方で膝まで埋まるほど雪が降る異常気象、地球の悲鳴はもはや誰の耳にも聞こえるようになりました。さりとて地震の国日本ではCO2を出さないからと言って原子力発電に傾くのは危険すぎます。やはり、日本の住宅に必要なものは高気密・高断熱・屋根にはソーラーパネルの3点セット⁉️
 日本の企業には、ソーラー発電や蓄電池の技術をもっともっと極めていってほしいものです。軍事費など増やしても無駄でしょう。闇の支配者、死の商人を喜ばせるだけ。

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